猫ちゃん用おすすめ歯磨き粉5選!初心者でも始められる口臭ケアも紹介
2026.05.07
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猫ちゃんの歯磨きを始めたいと思ったとき、まず迷うのが歯磨き粉選び。種類や味が多く、どれを選べばいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
本記事では、初心者でも使いやすい猫ちゃん用のおすすめ歯磨き粉を厳選してご紹介します。さらに、獣医師監修のもと、無理なく始められる口腔ケアもあわせて解説。愛猫にぴったりの歯磨き粉選びの参考にしてみてください。
猫ちゃんに歯磨き粉は必要?

猫ちゃんの口内環境を健やかに保つためには、歯磨き粉を併用したケアが有効です。猫ちゃんは人間よりも歯垢が歯石へ変わるスピードが早く、一般的に約1週間で歯垢が歯石に変わるとされています。これは人間の約5倍のスピードです。(※)
一度歯石になると、家庭では除去できず、動物病院でのスケーリングが必要になるため、日常的な予防が欠かせません。
歯磨き粉を使いブラッシングすることで、歯垢の蓄積を抑え、お口の中を清潔に保ちやすくなります。
猫用歯磨き粉を使うメリット
歯ブラシ単独よりも、歯磨き粉を併用するほうが口内を清潔に保ちやすくなります。猫ちゃん用の歯磨き粉は飲み込んでも問題のない成分で作られているのが特徴で、自然由来のデンタルケア成分や乳酸菌由来成分など、口内環境をサポートする成分が配合されている商品も多くあります。
また、チキン風味やまぐろ風味など愛猫好みのフレーバーを選ぶと、歯磨きへの警戒心が和らいで始めやすくなります。
人用歯磨き粉との違い
人用歯磨き粉は磨いたあとに吐き出す前提で設計されており、発泡剤やフッ素など飲み込みを想定していない成分が含まれています。猫ちゃんに使うと体に悪影響を及ぼすおそれがあるため、必ず猫ちゃん専用の歯磨き粉を選ぶことが大切です。
初心者向け!猫ちゃんの歯磨きの始め方

猫ちゃんの歯磨きは、段階的に慣らしていくことでスムーズに習慣化できます。焦らず少しずつ段階的に進めることが、長く続けるための一番のコツです。ここでは、愛猫のお口のケアを成功させるステップをご紹介します。
ステップ1|お口のまわりに触れてみる
最初の1週間は、手でほっぺを軽く触ったり口角を少し上げたりと、お口のまわりにやさしく触れてみましょう。最初は数秒でOKなので、短い時間で触られることに慣れてもらうのがコツです。
好きな味の歯磨き粉を使いながら練習すると、歯磨きを楽しい時間として覚えてもらいやすくなります。口元を触るのが難しい場合は、まず歯磨き粉を舐めさせるところから始めてみましょう。
ステップ2|歯や歯茎を優しくタッチ
お口まわりへのタッチに慣れてきたら、ガーゼを巻いた指で前歯から優しくタッチしてみてください。力を入れず1〜2秒で終わらせるのがコツです。猫ちゃん用の歯磨き粉を活用しながら触れる時間を少しずつ伸ばし、奥歯まで触れるようになることを目指しましょう。
ステップ3|歯ブラシで磨いてみよう
指でのタッチに慣れてきたら、いよいよ歯ブラシケアへの移行です。最初は歯磨き粉をつけた歯ブラシを軽くかませるだけでOKです。
慣れてきたら前歯から奥歯へと磨く範囲を少しずつ広げていきましょう。今日は右側、明日は左側など、愛猫のペースに合わせて進めることで、無理なく歯磨き習慣が身についていきます。
歯磨き粉が苦手な猫ちゃんにおすすめのデンタルフード

猫ちゃんが歯磨きを嫌がってしまう場合は、食べながらお口のケアができるデンタルフードを取り入れてみると良いでしょう。毎日の食事にプラスするだけで手軽に続けられ、口臭ケアやデンタル習慣をサポートします。
ここでは「犬猫生活」のデンタルふりかけとピューレをご紹介します。
犬猫生活 猫用 デンタルふりかけ「国産 鶏肉&レバー味」

「猫用 デンタルふりかけ 国産 鶏肉&レバー味」は、獣医師と共同開発されたふりかけタイプの口腔ケアサプリメントです。
普段のごはんにサッと3秒ふりかけるだけで、手軽にデンタルケアできるのが特徴。マスティック樹脂やリベチン含有卵黄粉末、カテキン類などの成分が、お口の汚れと口臭をケアします。(※)
保存料・香料・着色料不使用の国内製造と安心にこだわっています。国産鶏肉とレバーを使用したおいしい味わいで、楽しく継続できるデンタルアイテムです。
| 対象年齢 | 主原料 | 形状 | フレーバー | 原産国 | 内容量 |
| 3か月以上 | イソマルトオリゴ糖〈日本〉、鶏肉〈日本〉、鶏レバーパウダー〈日本〉 | パウダー | 鶏肉&レバー味 | 日本 | 45g(1.5g×30包) |
犬猫生活 猫用 デンタルピューレ「国産鶏&まぐろ味」

「猫用 デンタルピューレ 国産鶏&まぐろ味」は、おやつ感覚でお口のケアを続けやすいアイテムです。
歯磨きがうまく進まない日や時間がない日でも、ピューレなら好きなタイミングであげるだけ。ごほうび感覚で食べやすいため、猫ちゃんにとって前向きな習慣にしやすいのも魅力です。
「今日は歯磨きが難しい」と感じる日のプラスケアとして、また歯磨きと併用するデンタルアイテムとして活用できます。
| 対象年齢 | 主原料 | 形状 | フレーバー | 原産国 | 内容量 |
| 3か月以上 | 鶏肉〈日本〉、米粉〈日本〉、まぐろ〈日本〉、鶏レバー〈日本〉 | ピューレ | 国産鶏&まぐろ味 | 日本 | 5g×30本(1袋) |
猫ちゃん用のおすすめ歯磨き粉5選

ここからは、初心者でも使いやすい猫ちゃん用のおすすめ歯磨き粉を5つ紹介します。フレーバーや形状もまとめているので、ぜひ参考にしてください。
1. PETKISS 歯みがきジェル チキン風味|ジェル

出典:LION
「PETKISS 歯みがきジェル チキン風味」は、初めての歯磨きにも使いやすいジェルタイプの歯磨き粉です。歯ブラシやガーゼにつけてやさしく磨くだけで歯垢をケア。食べられる素材で作られているため、すすぎは不要です。
チキン風味で猫ちゃんの食べっぷりがよく、まずはジェルをなめさせるだけでも歯磨きの練習になります。愛猫・愛犬のどちらにも使えるため、多頭飼いのご家庭にも向いているアイテムです。
| 対象年齢 | 主原料 | 形状 | フレーバー | 原産国 | 内容量 |
| 記載なし | ソルビトール、グリセリン、グリセリン脂肪酸エステル、ポリアクリル酸Na、保存料 | ジェル | チキン風味 | 日本 | 40g |
2. 国産 EM 歯みがきペースト|ペースト

出典:TAURUS
「トーラス EM歯みがきペースト」は、着色料・防腐剤・合成界面活性剤不使用の自然派タイプの歯磨き粉です。
EMとは、乳酸菌や酵母、光合成細菌など、猫ちゃんにとって良い働きをしてくれる微生物の集まりのこと。(※)ナチュラルフードを中心に食べている猫ちゃんにも取り入れやすい成分になっています。
歯垢をやさしく落とすことで口臭をケア。天然油脂由来の界面活性剤が配合されているため、短い時間でも効率よく歯磨きができます。
※“トーラス株式会社 公式HP” 参照
| 対象年齢 | 主原料 | 形状 | フレーバー | 原産国 | 内容量 |
| 記載なし | 水、グリセリン、ソルビトール、キサンタンガム、石ケン素地、海水 | ペースト | チキン風味 | 日本 | 35g |
3. ライオン (LION) PETKISS ベッツドクタースペック|ジェル

出典:LION
「PETKISS ベッツドクタースペック デンタルジェル」は、ブラッシングが苦手な猫ちゃんにも使いやすいジェルタイプの歯磨き粉です。明日葉抽出物やデキストラナーゼ酵素、ポリリン酸ナトリウムなどの成分(※)が配合されており、歯垢をやさしくケアします。
歯ブラシやガーゼにつけて使えるほか、まずはなめさせるだけでもケアへの第一歩になります。フレーバーはフレッシュリーフ・ローストチキン・グリーンアップルの3種類から選べます。
※“LION 公式HP” 参照
| 対象年齢 | 主原料 | 形状 | フレーバー | 原産国 | 内容量 |
| 記載なし | ソルビトール、グリセリン、ポリグリセリン脂肪酸エステル | ジェル | フレッシュリーフ/ローストチキン/グリーンアップル | 日本 | 40g |
4. クリスタルジョイ|ジェル

出典:anifull
「CRYSTAL JOY(クリスタルジョイ)」は、無色透明・無味・無臭の犬猫用口腔ケアジェルです。香りや味に頼らないシンプルな設計で、着色料・調味料・香料が無添加(※)。刺激が少ないジェルタイプなので、やさしく口内の汚れケアをサポートします。
歯ブラシやガーゼに付けて使えるほか、歯磨きが苦手な猫ちゃんには指やおもちゃに付けてなめさせる方法もおすすめ。味や香りを嫌がりやすい猫ちゃんにも取り入れやすいのが特長です。
| 対象年齢 | 主原料 | 形状 | フレーバー | 原産国 | 内容量 |
| 年齢に関わらずご使用いただけます | 水 粘度調整剤:ヒドロキシプロピルメチルセルロース pH調整剤:リン酸Na、リン酸2Na | ジェル | ー | 日本 | 60g |
5. アニハ犬猫用 歯磨きジェル|ジェル

出典:ペットライフ製薬株式会社
「アニハ 犬(猫)用 歯磨きジェル」は、獣医師監修で作られたお口のケアジェルです。歯ブラシやガーゼに付けて使えるほか、ジェルをなじませるだけでもケアしやすい設計です。歯磨きが苦手な猫ちゃんでも取り入れやすいタイプになっています。
アルコール・パラベン・香料・着色料などを使わないフリー処方で、使い続けやすい処方になっています。チキン風味で猫ちゃんに好まれやすく、歯垢ケアと口臭ケアを手軽に続けやすいのも特長です。
| 対象年齢 | 主原料 | 形状 | フレーバー | 原産国 | 内容量 |
| 一般的な離乳期とされる生後8週目を目処に始めてみてください | 水 、ソルビトール、(植物性)BG、グリセリン、フラクトオリゴ糖 | ジェル | チキン風味 | 日本 | 40g |
猫ちゃんの歯磨きに関するよくある質問

猫ちゃんの歯磨きに関するよくある質問をまとめました。歯磨きの頻度や代替品など、歯磨きを始める前に知っておきたいポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
Q. 歯磨きは週に何回必要ですか?
毎日おこなうのがベストですが、難しい場合は週3〜4回でも歯垢がつきにくくなります。できるだけ毎日の習慣にすることが大切です。
なお、毎日の歯ブラシが難しい猫ちゃんにはデンタルフードの併用がおすすめ。歯磨きと併用することで、歯垢の蓄積を抑えたり、口臭ケアをサポートします。
Q. 歯磨き粉の代用品はありますか?
猫ちゃんの歯磨き粉の代用品として、歯磨きシートやデンタルおもちゃ、デンタルふりかけなどがあげられます。ただし、いずれも歯磨きの補助としての役割です。
なお、人間の歯磨き粉は猫ちゃんの体に悪影響を及ぼす成分が含まれている場合もあるため、代用はできません。歯磨き粉を検討する際は、猫ちゃん専用の商品を選ぶようにしましょう。
Q. 猫ちゃん用の歯磨き粉にはどんな種類がある?
猫ちゃん用の歯磨き粉は、ジェル・ペースト・液体タイプの3種類が一般的です。ジェルは初心者向け、ペーストはしっかり磨きたい飼い主さま向け、液体は歯磨きが苦手な猫ちゃん向けといった特徴があります。
猫ちゃん用歯磨き粉の選び方とおすすめの使い方

猫ちゃんのお口のケアは、愛猫に合った歯磨き粉選びが第一歩です。フレーバーや使いやすさを意識して選ぶことで、毎日のケアが自然と続けやすくなります。歯磨き粉でのケアが難しい場合は、歯磨きシートやデンタルふりかけなどを併用しながら、無理のないスタイルで取り入れてみてください。愛猫の歯の健康を守るために、まずは今日から始められるケアを一つ試してみましょう。
Written by
監修医:小島 麻里 先生
犬猫生活往診クリニック代表獣医師。2013年酪農学園大学を卒業後、地域密着型の1次病院から大学病院、歯科専門病院など11年間小動物臨床で経験を積み、ペット栄養管理士取得後、往診専門動物病院を開院。保護猫おもち・わらびと暮らす。







