愛犬用の歯磨き粉のおすすめ7選!市販で買える商品や選び方も紹介
2026.04.03
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愛犬のお口の臭いや歯垢が気になりはじめたとき、真っ先に候補に挙がるのが歯磨き粉。とはいえ、種類が多く「どれを選べばいいの?」と迷う飼い主さまも少なくありません。本記事では、犬用歯磨き粉の種類・選び方を獣医師監修のもと解説し、おすすめ商品7選をタイプ別にご紹介します。
愛犬の歯磨き粉の種類と特徴

犬用歯磨き粉には、大きく分けて以下のようなタイプがあります。
- ・ペーストタイプ
- ・ジェルタイプ
- ・パウダータイプ
- ・シートタイプ
わんちゃんの好みや飼い主さまの使いやすさに合わせて、合ったものを選ぶことが大切です。
ペーストタイプ
「ペーストタイプ」は最も一般的なわんちゃん向けの歯磨き粉。歯ブラシや指ブラシにつけて磨くことで、歯垢のケアをサポートします。粘度があり歯に密着しやすいため、ブラッシングが続けやすいのが特徴です。
歯磨きに慣れているわんちゃんや、しっかりケアしたい場合にぴったり。チキンやミルクなどフレーバー付きの製品も多く、おいしく歯磨きを続けられるのも魅力です。
ジェルタイプ
「ジェルタイプ」は、歯ブラシが苦手なわんちゃんに向いています。やわらかく伸びの良いテクスチャーで、指やガーゼで塗るだけでケアできるのが特徴。
お口の中に広げやすく、お口の環境を整える成分が配合された製品も多いため、歯磨きの入門アイテムとしてもおすすめです。
パウダータイプ
「パウダータイプ」は、歯磨きを嫌がるわんちゃんでも最もチャレンジしやすいタイプ。普段のごはんにふりかけるだけなので、無理なく習慣化できます。
お口の臭いや汚れにアプローチする成分を配合した製品が多く、ブラッシングと組み合わせた日常ケアの補助としても活躍します。
シートタイプ
「シートタイプ」は、ブラッシングが難しいわんちゃんに最初に試してほしいタイプ。歯や歯ぐきを拭き取るだけでおおまかな汚れを取り除けるため、歯磨きトレーニングの第一歩に最適です。
歯の表面の汚れや軽い歯垢ケアに対応でき、慣れてきたらブラッシングへとステップアップする導入アイテムとしても使いやすい一つです。
愛犬の歯磨き粉の選び方|4つのポイント

歯磨き粉選びで大切なのは、無理なく続けられること。以下では、愛犬の歯磨き粉の選び方のポイントをまとめました。
- ・歯磨きの得意・不得意で選ぶ
- ・配合成分や効果で選ぶ
- ・わんちゃんにやさしいものを選ぶ
- ・わんちゃんの好みのフレーバーで選ぶ
1. 歯磨きの得意・不得意で選ぶ
わんちゃんの歯磨きレベルによって、選ぶべき歯磨き粉のタイプは変わります。歯ブラシに慣れているわんちゃんにはペーストやジェルタイプが向いています。
一方、歯磨きが苦手な子や初めてデンタルケアに挑戦する子は、シートやパウダーなど負担の少ないタイプから始めるのがおすすめ。まずは「歯磨き=嫌なもの」という印象をなくすことが、長続きへの近道です。
2. 配合成分や効果で選ぶ
歯垢が気になるのか、お口の臭いが気になるのかなど、悩みによって選ぶべき成分は変わります。製品ごとに配合成分や特徴が異なるので、まず「何をケアしたいか」を明確にしてから選ぶと失敗が少なくなります。
3. わんちゃんにやさしいものを選ぶ
わんちゃんはうがいができないため、歯磨き粉は飲み込む前提で選ぶことが大切です。特にキシリトールは犬にとって有害な成分のため、必ず成分表示とわんちゃん専用であることを確認しましょう。天然由来成分や無添加処方の製品を選ぶと、より安心して使い続けられます。
4. わんちゃんの好みのフレーバーで選ぶ
歯磨き粉にはチキンやミルクなど、さまざまなフレーバーがあります。愛犬が好む味のものを選ぶと歯磨きへの抵抗感が薄れ、「歯磨き=おいしい時間」として自然に習慣化しやすくなります。
愛犬用の歯磨き粉のおすすめ7選!

ここからは、わんちゃん向けの歯磨き粉のおすすめ商品を7つご紹介します。タイプ別に特徴をまとめているので、「どれを選べばいいかわからない」という方はぜひ参考にしてみてください。
1. C.E.T.®歯みがきペースト

出典:Virbac
「C.E.T.®歯みがきペースト」は、嗜好性に優れた、わんちゃん向けの歯みがきペースト。わんちゃんの大好きなチキンのフレーバーなので、初めての歯磨きアイテムとしてもチャレンジしやすいでしょう。ブラッシングのあとは、すすぐ必要はありません。
愛猫・愛犬のどちらにも使えるため、多頭飼いのご家庭にもおすすめです。
| 対象年齢 | 主原料 | 形状 | 原産国 | 内容量 |
| 記載なし | ソルビトール、精製水、リン酸水素カルシウム、含水二酸化ケイ素、グリセリン | ペースト | アメリカ | 70g |
2. PETKISS 歯みがきジェル リーフの香り

出典:LION
「PETKISS 歯みがきジェル リーフの香り」は、初めての歯磨きにも使いやすいジェルタイプ。歯ブラシやガーゼにつけて磨くだけで歯垢ケアをサポートします。食べられる素材で作られているため、すすぎ不要で使えます。
まずはジェルをなめるところから慣らせるので、少しずつお口のケアを始めたい子にもぴったり。愛犬・愛猫どちらにも使用できます。
| 対象年齢 | 主原料 | 形状 | 原産国 | 内容量 |
| 記載なし | ソルビトール、グリセリン、グリセリン脂肪酸エステル | ジェル | 日本 | 40g |
3. 犬口ケア 歯磨きウェットシート

出典:マインドアップ
「犬口ケア 歯磨きウェットシート」は、アルコールフリーの歯みがきシート。指に巻きつけて歯と歯ぐきの境目までやさしく拭き取れるので、ブラッシングが苦手なわんちゃんにも使いやすいアイテムです。
ミルクフレーバーで嗜好性が高く、ケアのハードルを下げてくれます。CPCや緑茶エキスなど、お口のケアに配慮した成分も配合されています(※)。
※“マインドアップ 公式HP” 参照
| 対象年齢 | 主原料 | 形状 | 原産国 | 内容量 |
| 記載なし | 水、BG、DPG、PEG-60水添ヒマシ油、セチルピリジニウムクロリド | シート | 日本 | 30枚 |
4. OraBioペースト

出典:OraBio
「OraBioペースト」は、ペーストタイプのお口ケア用品。ラクトフェリンなど4種の唾液酵素と卵殻由来のヒドロキシアパタイトを配合し、お口の環境を整えながら歯の表面の汚れをやさしくケアします。
防腐剤・合成保存料フリーで、全成分食品由来なのが特徴です。(※)乳液のようなテクスチャで歯ブラシでも指塗りでもOK。パピーからシニアまで使いやすい一品です。
※“OraBio 公式HP” 参照
| 対象年齢 | 主原料 | 形状 | 原産国 | 内容量 |
| 記載なし | グリセリン、タマリンドガム、グァーガム、ヒドロキシアパタイト(卵殻由来)、ラクトフェリン | ペースト | 日本 | 50g |
5. Dr.PRO. プラーク・クリーン

出典:楽天市場
「Dr.PRO. プラーク・クリーン」は、ジェルタイプの歯磨き粉。歯の隙間にも浸透しやすいテクスチャーで、ブラッシングによって歯垢をしっかり取り除けます。
綿棒に数滴たらして塗布するか、歯ブラシに付けてそのままブラッシングするなど、使い方を選べる手軽さも魅力。お口の臭いや歯垢が気になりはじめたわんちゃんに、試してほしい一品です。
| 対象年齢 | 主原料 | 形状 | 原産国 | 内容量 |
| 記載なし | 精製水、保湿剤(グリセリン)、特殊タンパク(卵黄由来)、増粘剤(ヒドロキシエチルセルロース)、防腐剤(パラオキシ安息香酸) | ジェル | 日本 | 45ml |
6. オーラルピース フォーペット 歯磨き口腔ケアジェル

出典:ORALPEACE
「オーラルピース フォーペット 歯磨き口腔ケアジェル」は、天然由来成分をベースに作られた歯磨き粉。ジェルタイプなので歯ブラシや指ブラシに取りやすく、歯や歯ぐきをやさしくブラッシングしてお口のケアをサポートします。
すすぎ不要で使用できるため、歯磨きが苦手なわんちゃんにも使いやすいことが特徴。毎日のケアとして継続しやすく、愛犬の口臭や歯垢が気になる場合や、これから歯磨きを習慣化したい方におすすめです。
| 対象年齢 | 主原料 | 形状 | 原産国 | 内容量 |
| 記載なし | グリセリン(保湿剤・甘味剤、パーム椰子由 来)、水、乳酸球菌培養エキス(清掃助剤)、キサン タンガム(増粘剤、トウモロコシ由来) | ジェル | 日本 | 80g |
7. トーラス 国産ペット歯みがきペースト

出典:TAULUS
トーラスの「国産ペット歯みがきペースト」は、国産のわんちゃん向け歯磨きペースト。歯を傷めにくい研磨剤を配合し、やさしいブラッシングで歯垢ケアをサポートします。
チキン風味で嗜好性が高く、歯磨きが苦手なわんちゃんにも受け入れられやすいのが魅力。すすぎ不要で使え、使用頻度は毎日または2日に1回がおすすめです。
| 対象年齢 | 主原料 | 形状 | 原産国 | 内容量 |
| 記載なし | ソルビトール(湿潤剤)、シリカ(研磨剤)、グリセリン(湿潤剤)、水(基剤)、炭酸Ca(研磨剤) | ペースト | 日本 | 38g |
愛犬の歯磨きに関するよくある質問

愛犬の歯磨きに関するよくある質問をまとめました。疑問の解消にお役立てください。
- ・Q. 愛犬に歯磨き粉をつけた方がいい?
- ・Q. 愛犬の歯石は歯磨きで取れる?
- ・Q. 愛犬用で買ってはいけない歯磨き粉は?
Q. 愛犬に歯磨き粉をつけた方がいい?
愛犬には歯磨き粉を使うことをおすすめします。歯磨き粉を活用すると、歯垢ケアやお口の環境をより整えやすくなるためです。また、ブラッシングを習慣化することで将来的に歯石や歯周病などの予防にも繋がります。
わんちゃん向けの歯磨き粉は飲み込んでも問題のない成分で作られているので、安心して取り入れられるのも魅力です。
Q. 愛犬の歯石は歯磨きで取れる?
歯石は一度硬化すると歯磨きでは除去できません。歯石になる前の「歯垢」の段階でケアすることが重要です。すでに歯石が付着している場合は、動物病院でスケーリングによる歯石除去が必要になるので、早めに受診しましょう。
Q. 愛犬用で買ってはいけない歯磨き粉は?
人間用の歯磨き粉はわんちゃんには使用しないでください。キシリトールやフッ素、発泡剤など、飲み込むことで健康に影響が出る可能性のある成分が含まれている場合があります。
また、成分表示のない海外製品にも注意が必要。必ずわんちゃん専用のものを選びましょう。
まとめ

愛犬用の歯磨き粉のおすすめを紹介しました。歯磨き粉を使いブラッシングを習慣化することで、お口の臭いケアはもちろん、歯垢・歯石の沈着ケアにもつながります。愛犬の年齢や健康状態、目的に合った一品を選び、日々のブラッシングと組み合わせることで、口内環境の継続的なケアにつながります。大切なわんちゃんの好みや歯磨きのレベルにあわせて、使いやすい歯磨き粉を選んでみてください。
Written by
監修医:小島 麻里 先生
犬猫生活往診クリニック代表獣医師。2013年酪農学園大学を卒業後、地域密着型の1次病院から大学病院、歯科専門病院など11年間小動物臨床で経験を積み、ペット栄養管理士取得後、往診専門動物病院を開院。保護猫おもち・わらびと暮らす。







