お知らせ一覧コラム子犬の歯磨きはいつから必要?頻度やタイミングなど歯磨きのコツを解説

子犬の歯磨きはいつから必要?頻度やタイミングなど歯磨きのコツを解説

2026.05.29

コラム

「子犬の歯磨きはいつから必要?」「乳歯だからしなくていい?」と悩む飼い主さまは多いもの。子犬期から歯磨きに慣れておくことは、将来の歯の健康にもつながります。本記事では、歯磨きを始めるタイミングや頻度、嫌がらないコツをわかりやすく解説。デンタルケアに悩む飼い主さまはぜひ参考にしてみてください。

子犬に歯磨きは必要?基礎知識やメリット

子犬ちゃんに歯磨きは必要です。歯が白くきれいに見える子犬期でも、わんちゃんの歯垢はわずか数日で歯石に変化するため、早い段階からケアを始めることが大切。また、子犬期は新しいことを受け入れやすく、歯磨き習慣を身につけるのに最適なタイミングでもあります。

  • ・子犬期はデンタルケアに慣れやすい
  • ・口臭や歯周病リスクを抑えられる
  • ・頻度は1日1回からできる範囲で行う

 

子犬期はデンタルケアに慣れやすい

子犬期は好奇心が旺盛で新しいことを受け入れやすいため、歯磨きの習慣を身につけるのに最適な時期です。子犬期のうちに「歯磨き=嫌なことではない」と学ぶことで歯磨きへの抵抗感が少なくなり、成長してからもデンタルケアを継続しやすくなります。

口臭や歯周病リスクを抑えられる

子犬期から歯磨きに慣れておくことで、歯垢や歯石の蓄積を抑え、お口のニオイや歯周トラブルのリスクを軽減できます。歯周トラブルが進行すると歯茎の炎症や出血が起こるほか、全身の健康に影響を及ぼすケースもあるため、子犬ちゃんの頃から歯磨きを習慣化することが大切です。

頻度は1日1回からできる範囲で行う

理想的な歯磨きの頻度は1日1回ですが、最初から完璧を目指す必要はありません。まずは週に数回、前歯に指を当てるだけでも十分です。

「歯磨きタイム=褒めてもらえる楽しい時間」と覚えてもらいながら、徐々に回数を増やしていきます。嫌がるからといって歯ブラシを諦めず、無理のないペースで少しずつ慣らしていきましょう。

子犬ちゃんの歯磨きはいつから始める?

子犬ちゃんの歯磨きは、乳歯が生え始める生後3週間頃からスタートするのがおすすめです。最初は歯ブラシを使わず、お口周りに触れる練習から始めるだけで十分。生後4〜6か月頃には永久歯への生え変わりが始まるため、このタイミングで本格的なブラッシングに移行するのが理想です。

  • ・乳歯が生え始める生後3週間頃から始める
  • ・4〜6ヶ月頃には永久歯へ生え変わる

 

乳歯が生え始める生後3週間頃から始める

この時期はまだ本格的な歯磨きは難しいため、まずはお口周りに触れることに慣れてもらうことから始めましょう。子犬ちゃんの乳歯は生後3週間頃から少しずつ生え始め、生後6週間で生え揃うケースがほとんど。

お口周りに触れられるのに慣れてきたら、歯磨きシートやガーゼで軽く拭いたり、歯ブラシを歯に当てたりと、無理のないペースで少しずつ進めていくとわんちゃんの抵抗感を減らせます。

4〜6か月頃には永久歯へ生え変わる

生後4〜6か月頃は、乳歯から永久歯への生え変わりが始まる時期です。永久歯は一生使う大切な歯のため、このタイミングで歯ブラシを使った本格的なデンタルケアに移行するのがおすすめです

歯ぐきがむずがゆくなり物を噛みたがる行動も増えますが、生え変わり時期は歯ぐきが敏感になっているため、力を入れすぎないよう注意しましょう。

子犬ちゃんが歯磨きを嫌がる理由

子犬ちゃんが歯磨きを嫌がる主な理由は、お口周りに触れられることへの抵抗感と、歯や歯ぐきの違和感の2つです。嫌がる姿に困ってしまう飼い主さまも多いですが、原因を知ることで適切な対処がしやすくなります。

口周りに触られることに慣れていない

子犬ちゃんがお口周りを触られることに慣れていないのは、お口周りに触れられた経験が少ないことが主な原因です。不安や恐怖から嫌がるケースも多いため、焦らず頬や顎の下など触れやすい場所から優しく撫でることから始めるのがおすすめです。「お口周りを触られても怖くない」と感じてもらうことで、徐々に抵抗感が和らいでいきます。

歯や歯ぐきに違和感がある

歯の生え変わり時期や歯ぐきに炎症がある場合、歯磨きの刺激が違和感や痛みに繋がり、嫌がるようになることがあります。わんちゃんが激しく抵抗する場合は無理をせず、まずはお口の中に異常がないか確認してみてください。

歯ぐきの出血や腫れが見られる場合は、かかりつけの獣医師に相談しましょう。

子犬ちゃんに歯磨きを嫌がらせないためのコツ

子犬ちゃんに歯磨きを嫌がらせないコツは、お口周りに触れられることへの慣れを段階的に積み重ねることと、短時間で終わらせることの2つです。わんちゃんのペースに合わせて進めていくことで、歯磨きへの抵抗感が出にくくなります。

  • ・口周りに触れられることに慣れてもらう
  • ・短時間で終わらせる

 

お口周りに触れられることに慣れてもらう

まずはお口周りを撫でる・唇を軽くめくるなど、段階的にお口周りへの接触に慣れてもらうことが大切です

いきなり歯ブラシを使うとびっくりしてしまうわんちゃんもいるため、焦らずスモールステップで進めましょう。お口周りを触らせてくれたら褒めたり、おやつをあげたりして、「触られると良いことがある」と覚えてもらうのもコツです。

短時間で終わらせる

歯磨きは短時間から始めるのがポイント。まずは前歯または犬歯、慣れたら奥歯や歯の内側を磨くといった具合に、少しずつ範囲を広げていくのがコツです。

はじめのうちは抵抗感があっても「すぐ終わる」「怖くない」と感じることで、抵抗感が徐々に薄れていきます。最終的には1日1回、数分程度のブラッシングができると理想的です。

子犬ちゃんにおすすめの歯磨きグッズ

歯磨きグッズをうまく活用することで、子犬ちゃんの歯磨きへの抵抗感を和らげ、ケアを継続しやすくなります。わんちゃんの性格や好みに合ったグッズを選ぶことが、長続きのコツです。

  • ・指サック型歯ブラシ
  • ・歯磨きシート
  • ・歯磨きペースト
  • ・デンタルガムやふりかけ

 

指サック型歯ブラシ

指サック型歯ブラシは、指にはめて使うタイプの歯ブラシです。シリコンや布でできた柔らかいものが多く、歯ブラシに慣れていない子犬ちゃんでも使いやすいのが特徴です。直接触れている感覚があるため力加減を調整しやすく、飼い主さまも安心してケアできます。

歯磨きシート

歯磨きシートは、歯の表面に付着した歯垢や汚れを拭き取れるアイテムです。飼い主さまの指に巻きつけるか指にはめて使うため、歯ブラシの刺激が苦手な子犬ちゃんでも受け入れやすいのが特徴です。

歯と歯の間のケアは難しいため歯ブラシと併用するのが望ましいですが、歯磨きに慣れてもらうステップとして活用できます。

歯磨きペースト

わんちゃん用の歯磨きペーストは、チキン味やミルク味など嗜好性の高いフレーバーが多く、歯磨きへの抵抗感を和らげやすいアイテムです。歯ブラシやシートと併用することで、歯の表面汚れを除去しやすくなります。ペーストタイプのほか、ジェルタイプやスプレータイプもあるので、わんちゃんの好みに合わせて試してみてください。

デンタルガムやふりかけ

デンタルガムやふりかけは、飼い主さまがお口の中に直接触れずにケアできる手軽さが魅力です。歯磨きに慣れていない子犬ちゃんでも取り入れやすく、食事の一環として続けやすいのもうれしいポイント。

商品によっては歯垢の沈着を抑えたり、お口の環境を整えるサポートが期待できるものもあります。ただし、完全に歯垢や汚れを除去できるわけではないため、普段のブラッシングのサポートとして活用するのがおすすめです。

ごはんにサッとかけるだけ。お手軽デンタルケア

殺処分ゼロの国を目指し、国産素材にこだわったごはんやデンタル商品をお届けする『犬猫生活』。「犬用 デンタルふりかけ」は、獣医師との共同開発によって誕生した口腔ケアサプリメントです。

普段のごはんにサッと3秒ふりかけるだけで、手軽に口内汚れをケアできるのが特徴。継続が大切なデンタルケアだからこそ、手軽さと続けやすさは大切です。

口内の汚れを取り除くリベチン含有卵黄粉末や、ニオイを抑える効果的なカテキン類(※)など、安心にこだわった成分で愛犬のお口の健康をサポート。生後3ヶ月以上の子犬ちゃんからお試しいただけます

※“犬猫生活 公式HP

対象年齢 主原料 お口ケア成分 原産国 内容量
生後3ヶ月以上 イソマルトオリゴ糖〈日本〉、鶏肉〈日本〉、鶏レバーパウダー〈日本〉 リベチン含有卵黄粉末〈日本〉、マスティックパウダー〈ギリシャ〉、緑茶抽出物〈日本〉、クリスパタス菌KT-11 ( 乳酸菌(殺菌)粉末 )〈日本〉 日本 50g

 

子犬ちゃんは無理なく歯磨きに慣れることから始めよう

本記事では、子犬ちゃんの歯磨きを始めるタイミングや頻度を解説しました。子犬ちゃんのデンタルケアは、まずはお口周りに触れることに慣れてもらうことから始めるのがおすすめです。子犬期から歯磨きに慣れておくことで、成犬になってからもケアを続けやすくなります。焦らず少しずつ、わんちゃんのペースで取り組んでみてください。

Written by
監修医:小島 麻里 先生

犬猫生活往診クリニック代表獣医師。2013年酪農学園大学を卒業後、地域密着型の1次病院から大学病院、歯科専門病院など11年間小動物臨床で経験を積み、ペット栄養管理士取得後、往診専門動物病院を開院。保護猫おもち・わらびと暮らす。

 

《 猫の歯磨きは本当に必要?初心者でもできるやり方と嫌がるときの対策